こんにちは、Ayaです。
生理時の症状や悩みって本当に千差万別だと思います。まったく何もなく通常と変わらないという人もいるかもしれませんが、生理中、あるいは生理が始まる前から、なんだかしんどいな…という人、たくさんいますよね。
辛い生理痛、全身のむくみ、食欲が爆増、体が痒くなるなど、身体的な不調以外にもイライラが止まらなかったり、周りからの何てない言葉にすごく傷ついたり、涙が出てきたり、感情がジェットコースターのようになって苦しいという人も多いかもしれません。
私自身、生理にまつわるいろんな症状に振り回されて悩んでいた時期もあり、ちょっとでも楽になる方法はないだろうかと調べ、実践して過ごしてきました。
今回いくつかのポイントに分けて書いてみようと思うので、少しでも参考になれば嬉しいです。

生理用品の工夫
まずお試ししてほしいのは、毎月使う生理用品の工夫方法です。
今や多くの生理用品を選択できる時代、ドラッグストアに並ぶ種類の多さには驚いてしまいます。
紙ナプキンをはじめ、タンポンや布ナプキン、月経カップや生理用吸水ショーツなど優れた商品がたくさん出てきています。
それぞれ素材や値段、扱い方や再利用可能かどうかなど製品によってメリットもデメリットもありますが、助産師目線から生理用品の選び方について考えてみますね。
生理の不調を引き起こす要因となるものはホルモンバランスの乱れや、身体の冷えだと言われています。その点からお伝えすると、布ナプキンをおすすめしたいです。
布ナプキンはその名の通り、コットンやシルクなどの天然素材で作られたナプキンです。むれにくい、かぶれにくい、肌触りが心地いい、紙ナプキンの買い置きが不要になる上、ゴミが減るなどのメリットがあります。天然素材で作られているので水分を吸収しても必要以上に冷たくならず、布ナプキンを当てることで、おまたの冷え対策にもなります。布ナプキンをつけている時のじんわりと温かい感じが心地よく、私自身は生理痛が軽減したように思います。
デメリットはつけおき洗いが必要なので洗濯の手間が増えること、多い日は漏れが心配なこと。
自分で洗濯して経血を落とし、ちゃんと管理しておかないと不衛生になってしまう点は否定できません。
私はズボラなので、洗って干すのが面倒になって数回で使うのをやめてしまったのですが…(汗
布ナプキンを使っている間はかぶれや痒みもないですし、経血が張り付くベタベタ感もなかったです。そして柄もかわいいものがたくさんあるので、選ぶのが楽しいというちょっと気分を上げてくれるアイテムでもあったりします。自宅でゆっくり過ごせるタイミングで生理が来た時や経血が少ない時にぜひ試して体感してもらえたら嬉しいです。
布ナプキン推しのように書いてしまいましたが、どの商品も生理用品を使う人のことを考えて作られているので、これが絶対にいいよ!というものは言うべきではないなと思っています。
ご自身のライフスタイルに合ったものを見つけて、シーンによって使い分けできるといいですね。
生理の量やその時の体調、用事によって組み合わせるのも良いと思います。
たとえば、デスクワークで長時間座った姿勢が続いてしまう人は、肌に優しいオーガニックタイプの紙ナプキンを使う、軽い日であれば布ナプキンも良いかもしれません。
よく動く内容の仕事をされていたり、レジャー、スポーツでも気にせず楽しみたい人はタンポンや月経カップを試してみるのもよいと思います。
もっとも新しく出てきた商品といえば生理用吸水ショーツですが、下着のように履いてもそのまま経血が漏れずに、さらさらの状態でいてくれるなんて、すごい商品ですよね。私自身は使ったことがないのですが、長い時間ナプキンを交換できるタイミングがなくて、(そんなことないにこしたことはないのですが。)漏れてしまうのに不安がある場合にナプキンを重ねて使用したり、そろそろ生理が来そうだけど、ナプキンを当てておくのもなーという生理前の微妙な時期にこのショーツを履いておくだけで安心材料になるのではないでしょうか。
私は娘がおりますので、近い将来、初めての生理を迎える女の子に何をすすめるかといったことも考えてしまいます。
扱いやすいという点で紙ナプキン?捨て方のエチケットや下着が汚れてしまった時の対処法など、自分が困った頃を思い出して使用方法をきちんと説明してあげたいなと思います。
一度ご自身が使っている生理用品について目を向けてみてもいいのではないでしょうか。いつもと違うものを試してみるだけで、少し快適な生理期間が過ごせるかもしれません。
どの製品も使用できる目安の時間や、使用方法についてはきちんと守って使用してもらいたいというのも一言添えさせてくださいね。タンポンを入れっぱなしで長時間経過してしまい、感染症を引き起こすケースにも診察室で出会ったこともあるので…。

生活でできる工夫
そして2つ目は生活の中でできる工夫です。
生理にまつわるいろんな不調の原因はホルモンバランスの乱れやストレスが大きいのですが、不調の改善には規則正しい生活が大事ってよく聞く話だと思います。とはいえ私もそうなんですが、夜勤があるお仕事をされていたり、休日も仕事だという職業の人、自営業の方や子育て真っ只中の方など、規則正しく、ストレスフリーな生活をするって実は難しいですよね。
そこで、ちょっとした生活のひと工夫について私自身の経験もふまえて紹介してみるので、できそうかも…と思うものがあれば試してほしいと思います。
最初のプチ工夫は、飲み物を少し変えてみることです。
コーヒーや紅茶を日常的に飲んでいる方、生理予定日の少し前くらいから、ちょっと控えてみてください。カフェインの成分は血管を収縮させる作用を持っているため、子宮内の血流の低下を引き起こし、それが生理痛の原因の一つになります。大好きな人にとっては、完全に断ってしまうとそれはそれでしんどいと思うので、カフェインを控えて別のものを飲むように意識してみてはどうでしょうか。
私はコーヒー大好きで1日2杯はコーヒーやカフェラテを飲みたいのですが、生理予定日1週間くらいから、ノンカフェインのルイボスティー(いろんなフレーバーがあって美味しい)を選んでみたり、濃い目の麦茶を飲んだりするようにしています。
ホットミルクやホットココアも体を温めてくれますし、豆乳は女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが含まれているので、生理痛を和らげる効果が期待できるのでおすすめです。
また、生理中は身体が貧血や脱水を起こしやすい状態になっています。
アルコールをたくさん飲みすぎてしまうと、アルコールには利尿作用があるので、思わぬ脱水状態になって体調を壊してしまうこともあるので、生理中の飲酒はほどほどにしておくのが良いと思います。
続いてのブチ工夫は、体を冷やさないことです。
”温める”というか、“冷やさない”ことを意識してみてほしいです。
体の冷えは生理周期の乱れや、生理痛の悪化につながります。入浴を取り入れることや、骨盤周辺をカイロや腹巻で保温するとツライ生理痛は和らぎます。
寒くなってくると人体は自然に体温を上げようとしますし、なんせ寒いので着込んだり室温を上げたりすることで調整しますが、夏場の冷えが実は不調につながります。
私はとても暑がりで、飲み物も冷たいものの方が好きですし、夏は冷房の効いた部屋でじっとしているタイプです。ですが、暑い時期でもある部位だけは冷やさないように気をつけています。
三陰交とよばれる、足首の内側くるぶしの骨に指を当てて、指4本分上に上がったところ(図でしめす)にあるツボなのですが、この三陰交は、知っておいて損はない部分だと自信をもって言えます。
ホルモンバランスを整えて、婦人科系のトラブル全般に効くといわれています。生理痛が強いときにこのツボを押すと、痛みが軽減する効果もあります。お産の時には足浴をしながら三陰交を押すとお産が進むことも多く、お産を担当する時は念をこめていつもしっかり押させていただきます。
この三陰交は普段から冷やさないようにするのは私の経験上とてもおすすめです。くるぶしソックスでは覆えないので、長めの靴下をはいたりするのも良いですが、レッグウォーマーを使うのがおすすめです。私は夏場は裸足にレッグウォーマーだけはいていることが多いです。
続いてのブチ工夫は、リラックス効果のあるものを取り入れるです。
運動が好きな方は適度な運動をすることで全身の血流が促されて血行が良くなるので、ストレッチや軽めのウォーキング、ヨガをすることは良いですね。適度な運動はストレス発散やリラックス効果も期待できます。またアロマテラピーでリラックス効果を高めることもできます。精油の種類によっては、体を温める効果のあるものや、不安や緊張をほぐす効果のあるもの、心地よい眠りを誘うといった効果を持つものなどがあり、心身のリラックスにはとても適しています。(ラベンダーやゼラニウム、オレンジスイート、ローズなどがおすすめです。)

薬にも頼る!
最後は、薬にも頼る!です。
生理痛の時に市販薬を飲んでも効かない…と苦しんだ経験のある人もいらっしゃると思います。あまり知られていないのですが、生理痛の時に飲むバファリンなどの鎮痛剤は、残念ながら痛くなってから飲んでも遅いんです。ちょっと痛いかもなくらいのタイミングで早めに飲むと効果的です。
鎮痛剤の他の治療薬といえば、低用量ピルでしょうか。実のところ、私は生理痛がかなりひどい方で、婦人科で検査も受けたことがあるのですが、特にこれといった異常はなく…でも仕事もなかなか休めず、とても苦痛でした。
月経前症候群もひどかったので、20代前半からはピルを飲むことにしたのですが、劇的に生理の不調から解放され、感動したのを覚えています。
ピルといえば避妊効果に目が向くかもしれませんが、生理の不調を軽減することもできます。ピルの副作用が心配だったり、飲んだことがあるけど合わなかったという人もいるかと思います。生理前や生理時の不調を和らげる漢方も多くあります。イライラや気分の落ち込みなどの精神症状に対するものや、むくみを改善するもの、体を温める作用のあるもの、子宮の筋肉を和らげてくれるものなど、漢方が体質に合っている方もいます。もちろん薬には副作用も存在します。
すべての方に同じ薬が同じ効果を示すというものではありませんので、きちんと医療機関を受診して、合った薬を見つけていくことは生活の質をよくするために大きなメリットがあると思っています。
「生理は毎月のことだから、しんどくても我慢する」、「なかなか相談できない」、「これが当たり前だから…」といつも我慢していませんか?
毎月来るものだからこそ、その期間を耐え忍ぶのではなくて、ちょっとでも楽に過ごしてほしいですし、自分自身の身体に向き合うきっかけとしてもらえたらなと思います。
『忙しくて寝不足だしストレスフルだったからか今回の生理はキツイなー』とか、『このタイミングで薬飲んだら楽かもしれん。』など、“いつもとちょっと違う体や心”に気づいて、何がご自分にとって快適なのか、心地よいのかを見つけていただければ幸いです